【40代から始める方】NISA,新NISAの活用方法!

資産運用

【40代から始める方】NISA,iDeCoの活用方法!

 

2024年より新NISAが始まることもあり、資産形成への関心が高まっている中で

今回は社会に人になってある程度働いてきた。でも、このままでは将来どうなるのだろう?など投資はもう遅いんじゃないか、20代から始めておけばよかったと嘆く40代に向けて今からでも遅くないNISA、iDeCoの活用方法を解説していきたいと思います。

長期積み立て分散投資

先ずはNISAの前に、投資の基本といわれている長期積み立て分散投資を理解しないといけません。長期積み立て分散投資を守りながら運用すれば、資産形成しやすいといわれていますのでこの長期積み立て分散投資を説明していきましょう。

簡単にいうと

・短期(1年2年)より長期(10年~20年)

・一括(相場のタイミングを読んで一括投資)より積み立て(タイミング関係なく定期的に)

・集中(1点投資)より分散(それぞれ、ちょっとづつ)

を同時にやりつづけることです。

それぞれ解説していくと、

短期より長期

短期より長期というのは、企業や経済というのは景気や社会情勢なども影響で上下がありますが、世界経済全体は長期的、50年くらいの期間でみると70倍くらいの成長をしているのです。

ですから50年前に100万投資していれば、今頃7000万円になっているわけです。もちろん常に右肩上がりではありません。ITバブル、リーマンショック、最近ではコロナなど劇的に株価が暴落する時期もありますが、長期的にみると圧倒的増えているのです。過去振り返るとそのようなデータですが、今後はどうなのかというと、今から40年後には世界人口は70億人から100億人に増加傾向にあるといわれています。これは、食品技術や医療技術の発達によるものといわれています。日本では実感がわきませんが南米、アフリカ、東南アジア諸国などは増えていってます。人口が増えるということは、それに連動して世界の株価も上がっていきのでやはり長期目線は重要といえます。

最低でも10年~15年という目線で見据えましょう。

一括より積み立て

投資のタイミングを読んで一瞬で大儲けというのは、投資プロでもかなり難しいです。ちなみに何百万を一括投資して、一晩で何千万になるというのは投資ではなく、ギャンブルの域です。なかなかタイミングをつかむことはむつかしいので、そのかわり高い時、安い時も少額でもいいからコツコツとずっと買っていくことで、悪いタイミングをつかむ代わりに良いタイミングも必ずつかめるという方法が実は平均値で買っていくことになるのです。

平均的に買うことで大幅に値上がりすることは少ないですが、結果的に安定して増えていくので、特に初心者には積み立て投資のほうが向いてると思います。

集中より分散

とはいえ、積み立て投資なら必ずしも増え続けていくというわけではありません。投資の世界に絶対はありません。だからこそ集中より分散をおすすめします。

簡単にいうと、トヨタの株だけではなくappleの株、Amazonの株、ソフトバンクの株など色々買いましょうということです。どれだけの優良な大企業でも常に値上がり続けるというのは99%不可能でしょう。長期投資といえども、世界経済何があるかわかりません。

もし世の中にどこでもドアが開発されたら、移動手段は移行し、自動車産業は一気に冷え込むことになりトヨタの株も下がっていくかもしれません。何が起きるかわからない世界経済ですから幅広い分野への分散が必要です。

以上が投資の基本といわれる長期積み立て分散投資です。

投資するなら、インデックスファンド

投資するなら上記でも述べたように、色々な株をちょっとづつ分散して買うのがいいのですが何を?いくら?と考えなくてもまとめて買える株があるんです。

それをインデックスファンドです。おすすめ株の詰め合わせパックのようなものです。

様々なインデックスファンド中でも全世界株式のインデックスファンドか全米株インデックスファンド(S&P500)はおすすめします。

詳しい理由はこちらでも解説していますが、要するに世界経済の企業詰め合わせパックと世界経済の中心的存在の米国の優良企業500社の詰め合わせパックといったところです。

【初心者用】最初に積み立てNISAで買うべきおすすめ銘柄3選

投資するならNISAとiDeCoを活用しましょう

投資の基本がある程度わかったところで、活用してほしいのがNISAとiDeCoです。

NISAとiDeCoの共通点はどちらも運用して得た利益に対して税金が免除されるということです。通常では、金融所得税といって運用益に対して約20%の差し引かれるのですが、NISAとiDeCoはこの20%を免除してくれるわけです。しかもiDeCoに関しては投資で払った分、所得税や住民税が安くなるという特徴があります。

例えば、年収650万の人が毎月23,000円の積立iDeCoをした場合、住民税と所得税あわせて年間55,000円ほど安くなります。投資額が所得控除の対象になるという、しかも運用益は非課税これがiDeCoのメリットです。

しかしiDeCoは基本的に60歳まで引き出すことができません。

逆にNISAはいつでも引き出すことができます。このNISAとiDeCoを理解しながらNISAは27,000円、iDeCo23,000円と自身の年代、ライフスタイルに合わせながら使い分けながら利用していきましょう。

今のうちに理解しよう『新型NISA』の変更ポイント

今からでも遅くない40代から始める資産運用

投資の基本、インデックスファンド、NISAとiDeCoの活用も分かったけど結局のところ20代30代の若いうちに始めないと駄目だよね。今更始めたところで・・・。

そんなことはありません。40代からでも全然、資産運用ができます。

ちなみに資産形成の目的の大半が老後の生活の補助と考えられています。年金だけでは生活が厳しいのでそれに少し毎月10万でも5万でもという意見が多いです。

現在、平均寿命は男性で81歳、女性で87歳で人生100年時代目前です。ということは80歳以降も運用可能なわけです。これは80歳になっても、少ない年金から積立をしなさいというのではありません。積立はしなくても運用しつづけることは、可能だからです。

だから40歳から始めても70歳まで30年間あります。仮に毎月3万を年利5%で30年間運用した場合、元本は1080万、運用益1416万あわせて2496万になります。70歳以降はこの2496万の年利5%を毎年切り崩しせば125万、月10万の収入が可能になり、毎年これの繰り返しでいけるわけです。

現実はこんなに簡単ではないかもしれませんが、全く不可能ではありません。むしろ可能性は十分あります。

資産形成の目的によってですが、老後や将来の蓄え、子供の将来のためなど長期的な目的の資産形成なら、長期積み立て分散投資の考えでコツコツと毎月インデックスファンドを買い続けながら分散し、その中でNISAとiDeCoを使い分ける。これだけで十分な資産形成になるでしょう。

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