【投資初心者必見】NISAよりもiDeCoよりも大切な資産形成に大事な3つのポイント
こんにちは、motoブログです。このブログでは、NISAやiDeCoなど将来の資産形成について解説してきました。
今回はNISAやiDeCoの制度とかではなく、投資の根本的な部分にスポットをあて、資産形成の成功への3つのポイントついて解説していきたいと思います。特に投資を始めたばかりの初心者の方は必見ですので、最後までお読みいただくことをおすすめします。
ポイント① 長期積立分散投資に適したのファンドを選ぶこと
資産形成において最も王道の考え方は投資を勉強している方なら多くの人が答えるのが長期積立分散投資です。
そんなこと当たり前と思われるかもしれませんが、これが資産形成において1番の答えなのです。
ここで問題なのは、大枠から外れないことが重要なポイントなのです。この重要なポイントというのは、よく投資を始めるとどの銘柄がおすすめだとか気になっていろんなサイトを見たりすることがあると思います。
例えば、S&P500と全世界株はどっちがいいのか?eMAXISslimとSBIとお得なのはどっち?など細かいところまで調べることも大事なことです
が
長期積立分散投資をするにあたって、そのようなことは実は大した問題ではありません。
実際に運用にかかる手数料が年間0.05%違ったところで、仮に5万円を20年間運用した場合でも1万円ほどしか違いが出ないのです。
小さな違いでも大切な利益ですが20年間で1万円というのは、あまりにコスパが悪いでしょう。しかも取り崩すタイミングによってはその差がなくなる可能性もあります。
『良いファンドを選びましょう』ということに間違いはありませんが、あまりに深く考えすぎる必要はありません。
つまり、年平均で着実に増えるファンドであればいいのです。ただそれだけなのです。
では着実に増えるファンドとは『先進国中心に分散された株式ファンド』です。これであれば、ほぼ問題ありません。インデックスファンドでもアクティブファンドでも先進国中心の分散された株式ファンドであれば大概OKです。
逆にこんなパターンは要注意です
- テーマ型ファンド
- 国内株のインデックス
- 新興国株式
テーマ型ファンドとは、AIテクノロジーや〇〇フードなどテーマにしぼったファンドはブームなどによる上下が激しいため、長期投資向きではありません。実際トレンドが強い時に買っていくとトレンドが下がっていくと、値下がる一方です。
次の国内のインデックスファンドです。インデックスファンドといわれると安泰と思われるかもしれませんが、国内のインデックスファンドは値下がりはしにくいものの、過去の実績から見ても成長性が低いといわれています。実際、アメリカのS&P500と日経平均の企業とではメジャーリーガーと甲子園球児くらい勢いが違います。国内のインデックスファンドは値下がりはしないかもしれませんが、長期的に安定の利益が見えるかといわれると難しいと思います。
そして新興国株式です。これはリスクが高すぎます。
この辺はかなりマニアアックになりますが、例えばベトナム100%やインド100%など期待はできるかもしれませんが、長期投資向きではリスクが高すぎるでしょう。
②長く継続する仕組み作り
長く継続できる仕組みを作りましょう。
投資の原則は長い目で見て、世界の人口が増えてコツコツ産業が発達して結果的に株価が上がることが基本です。ですから基本、長期間の投資じゃないと再現性が難しいです。
買い始めた株が1.2年で値上がりし、タイミングをみて売るといううのは投資というより投機に近いものがあります。
だから長期的というのが大前提で、さらに一括投資ではなく毎月少額でもいいからコツコツ積立投資をしていくとさらに安定した投資になります。
結局のところ、投資の効果を発揮するのは長期間の投資があってこそです。いくら年利が5%が8%だったとしても2.3年で積立投資をやめてしまうと効果は激減します。
だからこそ何があっても、長く継続する仕組みづくりが必要です。
そこで対策として実は保険は有効です。
ネット上では、保険は無駄とか言われたりしますが最低限の保険は考えるべきです。必要以上の保険や運用保険などはおすすめしませんが、就業不能保険や収入保障保険など自身の身に何かがあった場合に万が一に備える保険はあった方がいいでしょう。
もし、万が一に事態にもこのような補償のある保険に加入していれば月額は減額しても継続して投資していける資金ができやすいはずです。
しかもこのようなタイプの保険は、年齢を重ねるごとに掛金もさがっていくので従来の保険よりも入りやすいです。
③少しでも掛け金を上げる
最後も当たり前でしょと思われるかもしれませんが、掘り起こすとかなり重要なポイントになります。
例えば、毎月5万投資している人が5,000円多く積み立てた場合どうなるのか、面白いデータがあります。
投資金額」 | 投資期間 | 年利 | 運用金額 |
月/50,000円 | 20年 | 5% | 2037万 |
月/55,000円 | 20年 | 4.5% | 2120万 |
上記のデータをみると、仮に年利を落としたとしても掛金が多い方が最終的な運用額が大きくなるという結果です。
実際のところ、年利が5%とか7%またはマイナス10%など投資に絶対はありません。米国株も過去の実績は平均リターンが7~9%といいますが、年によっては、マイナス10%以下の年もあります。
投資の正解は誰もがコントロールできない次元のものです。もはや神の領域ですね。ですから、仮に年利が下がったとしても掛け金を少しでも多く積み立てることで最終的に得れるものを増やすという考え方が重要なポイントです。
ちなみ掛け金を増やす一歩として、まず5000円を一つの目安にしてください。その際に変動費よりも固定費の見直しをすると継続にもストレスが少なく済むでしょう。
例.
- 携帯料金(プランや格安SIM)
- 保険(必要以上の医療保険など)
- 使ってないサブスク(解約をわすれてる)
etc.
これらの固定費を一度見直すだけで、月5000円くらいの捻出はできると思います。55000円ができたら60000円と無理のない範囲で多くの掛け金を増やしてください。
最後にまとめ
まとめると資産形成に大事な3つのポイントです。
- 長期積立分散投資に適したファンドを選ぶこと
- 長く継続する仕組み作り
- 少しでも掛け金を上げる
というわけです。
この基本をやり続けることで将来の資産形成ができてくるわけで、NISAやiDeCoというのはあくまでもこの基本の上に乗っかってるお得な制度なわけです。ここが今回伝えたいことで世間でNISAが○○とかiDeCoの●●とかをよく見かけますが、NISAやiDeCoはあくまで制度であって、それをうまく有効活用できるかは個人の問題です。
だから、今回のポイントの真逆で『短期投資で掛金が少なく、先進国メインのファンドでNISAやりました』といっても損する可能性は十分にあります。
ですから特にこれから投資をしてみようという投資初心者の人や、NISAやiDeCoで資産形成を考えている人、そして将来の老後の生活のに不安を感じている人へこの資産形成のポイントが参考になればいいです。
NISAって何?簡単な言葉で解説!初心者向けの基礎マニュアルと活用法
コメント