安心できる老後のために投資や資産運用を考えて、証券口座を開設してこれからつみたてNISAで資産形成を始めていこうという考えの方、では『結局、何を買ったらいいのか？』という悩みを抱えると思います。とはいえいわれるがままに人気のS＆P500やオルカンを買っとけばと、自分の大事なお金ですからわからないものに投資するのは不安ですよね。

ここでは初心者向け、最初につNISAで買うべきおすすめ銘柄３選とその理由を解説していきます。これで心配なく投資を始めれるでしょう。

【初心者用】最初に積み立てNISAで買うべきおすすめ銘柄3選

最初に結論を言いますと初心者におすすめ銘柄は以下の3銘柄です。

eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
eMAXIS Slim　全世界株式（オール・カントリー）
eMAXIS Slim バランス（8資産均等型）

ではそれぞれ順番に解説していきます。

eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
eMAXIS Slim　全世界株式（オール・カントリー）
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
まとめ

eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)

信託報酬：(年率・税込) 0.0968%
投資地域：米国中心
投資対象：S&P500指数(株式)
騰落率：1年　+18.96%　3年　+89.36%
純資産総額 1兆2,641億
純資産推移 1年 +8,103億円

eMAXIS Slim米国株式は、信託報酬が低いのが魅力です。信託報酬の低いと運用コストが低いということで積み立てNISAのような長期投資では大きな効果を発揮します。

その中でもeMAXIS Slim米国株式（S＆P500）の運用コストは業界でもトップクラスです。

eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）は、米国大型株で構成するS&P500指数に連動することをめざすインデックスファンドです。中長期で経済成長が期待できる米国の主要産業を代表する約500社にこれ1本で投資できます。簡単に言えば米国株の良い会社500社の詰め合わせパックのようなもので、もちろんappleやMicrosoftなどの超一流企業も入っています。

ちなみにS&P500とはは、米国の代表的な株価指数の1つです。
市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている500銘柄で構成されています。

ここ数十年間、世界経済をけん引してきたのは米国であり、これからも米国がトップを走り続けるだろうと思われます。投資の未来に絶対はありませんが、これらに関してはほぼ有力と考えられています。

近年のコロナ時はAmazon、ネットフリックスなどの人気上昇の背景などもあり、米国株はかなりの急騰が見られました。

とはいえ2023年2月は若干の停滞感が出てきましたが、それでも絶対王者には変わりありません。

積み立てNISAで絶対のおさえるべき銘柄№１です。

eMAXIS Slim　全世界株式（オール・カントリー）

信託報酬：(年率・税込) 0.1144%
投資地域：国内、先進国、新興国
投資対象：日本を含む先進国ならびに新興国の株式
騰落率 1年　：+10.74%　3年+68.39%
純資産総額：5,561億円
純資産推移：1年 +3,639億円

こちらは、積み立てNISAでは王道といわれている人気銘柄（通称オルカン）です。

eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）はＭＳＣＩオール・カントリー・ワールド・インデックス（配当込み、円換算ベース）の値動きに連動する投資成果をめざして運用するシンプルなインデックスファンドです。日本を含む47か国の株式で構成されています。要は世界経済全体に投資するという感覚です。

世界経済は山あり谷ありですが、長期的に少しづつ右肩上がりに成長していくという観点から長期投資の積み立てNISAに向いているので安定的なで人気の銘柄です。またS&P500のような米国株に集中しするのは不安という方におすすめ。特に初心者向きで、株価の上下の期待や不安が少なく、メンタル面の負担が少なくすみます。