【速報】　楽天NFTが発表されましたので解説してみました

2022年2月25日、ついに日本の大手企業『楽天』がNFTマーケットプレイス、販売プラットフォーム「Rakuten NFT」の提供を開始した。

この記事では「Rakuten NFT」を紹介していきます。

そもそもNFTって？

 

 

楽天が「Rakuten NFT」を発表したけど、そもそもNFTって何なの？

NFTは価値を持たせたデジタルデータのことです。「Rakuten NFT」の前に簡単にNFTのことを理解しときましょう。

2021年中頃からNFT市場は海外を中心に急激な拡大をしていきました。その規模は2021年の取引額が約130億ドルと言われています。そして世界中の企業がNFTの参入をしていきました。ルイヴィトンもはブロックチェーンゲームに参戦しオリジナルのスマホゲーム「LOUIS THE GAME」を配信するなど2021年はNFTにとって爆発の1年でした。

そして日本では2022年2月に楽天による、「Rakuten NFT」が発表されて日本でもNFTが広まっていくのでは？と思います。しかしこの「Rakuten NFT」、あくまで発表したばかりで今後は拡大、改良されてはいくと思いますがどちらかと言えばお試し版的な要素が含まれています。しかしこれを機会にNFT市場が日本で拡大するのではないでしょうか？

「Rakuten NFT」の特徴

さっそく「Rakuten NFT」の特徴について説明していきましょう。

他のNFTマーケットと比較して「Rakuten NFT」の特徴は

楽天IDで参加できる

説明不要かもしれませんが、国内最大級のネットショッピングサイト楽天市場を抱える楽天ですがショッピング以外のも銀行、証券、電気、携帯キャリアなど楽天経済圏といわれるほど国内では楽天グループで生活ができてしまうほどの規模で、普段の生活から利用されている方も多いんじゃないかなと思います。

一般的にNFTというのはそれぞれのNFTのマーケットプレイスに登録しなければいけないですが、楽天IDをお持ちの方なら、今すぐでもNFTが購入できるという気軽さ。これはNFTというものの難易度のハードルを一気に下げてくれた仕組みだと思います。

日本円、クレジットカードでの購入が可能

NFTは一般的に仮想通貨でしか購入できません。そのため最初からNFTを購入したい方は先ず仮想通貨口座開設を開設⇒口座に入金⇒仮想通貨購入⇒Webウォレットを作成⇒NFTを購入というなかなか難しい道のりですが「Rakuten NFT」は直接、日本円やクレジットカードで簡単に購入できます。

これもNFTをより身近なものにという意思が感じられます。

楽天ポイントが貯まる、使える

「Rakuten NFT」は楽天が発行するNFTですから、もちろん楽天ポイントを貯めることもできますし、ポイントを利用することもできます。ポイントでお試しに購入してみようかなということができるのがNFTの第一歩としていいでしょう。

楽天グループなので楽天カードを持っているとお得に利用することができます。カードをお持ちでない方は、この機会に作成しても良いかもしれません。

大手企業が発行するNFT

Rakuten NFTが提携する大手企業によるNFTが発行されるのもおおきな魅力の一つでしょう。日本でのNFT市場は主に個人によるアート作品が多く、Rakuten NFTではウルトラマン、「黒鉄ヒロシGＩ激闘史『2010年シリーズ』」がすでに販売されており

今後、アイドル『アンダービースティー』のトレーディングカードNFTや、『TIGER & BUNNY 2』のキャラクターを使用したNFT、ファッションブランドのBEAMSとのコラボ作品、『コートギアス 反逆のルルーシュ』の監督の谷口悟朗氏が手掛けるオリジナルアニメ企画『エスタブライフ』に関する作品を販売することを予定しているなどNFTに詳しくない方でも気になるラインナップを予定しています。そしてJリーグ公認NFTコレクション「J.LEAGUE NFT COLLECTION PLAYERS ANTHEM」の制作も予定しているなど楽天ならではの大型NFT企画といえるでしょう。

「Rakuten NFT」の購入方法

従来のNFTマーケットプレイスにログインするのではなく「Rakuten NFT」は楽天が採用している独自のブロックチェーン上にあるものなので楽天IDがある方なら誰でもすぐにログインすることができます。

楽天会員へログインするため、IDとパスワードを入力します。

楽天会員でない方は、【新規楽天会員登録はこちら】から会員登録します。

最初にニックネームを登録しましょう。ニックネームは後で変更できませんので注意してください。

ユーザー利用規約や個人情報保護方針を確認し、チェックを入れて【決定する】をクリックすれば、会員登録は終了です。

登録したメールに楽天から確認メールが届きます。

従来のNFT購入の手順に比べたら、かなり簡単になっています。このあたりがRakuten NFTのメリットかもしれません。

「Rakuten NFT」の狙いは初級編

ちなみにRakuten NFTは先ほど述べたように、楽天独自のブロックチェーン上にある為、使用できるのは楽天の中だけです。他のマーケットプレイスでは売買できません。さらに海外の方は購入不可能となっており、NFTの特徴である誰でも、いつでも、どこでもという国境を越えた取引が制限されている点がデメリットと言われています。

しかしこれは楽天サイドも承知の上で、先ずは複雑でハードルの高いイメージのNFTを気軽で身近なものにしていくことでNFTを拡大していく狙いのように思います。

初心者がいきなり世界大会に出場してもリスクを背負う可能性が高い。

実際のところ自由性の高い、他のNFTプラットフォームでは相互関係が高く便利ではある反面、偽物や巧みなコピー商品が出品され騙されるユーザーがいるのも事実です。

その点Rakuten NFTは楽天が管理することである程度の秩序を維持することができます。今だNFT人口は世界中の0.08％と言われています。国内ではまだ1万人未満と言われているNFT市場、まだまだこれから拡大していくにはRakuten NFTのようなNFTに第一歩のようなプラットフォームを入口になっていくでしょう。

もしNFT初級編とも言える「Rakuten NFT」を飛び級で越えていきたいのであれば、coincheckが運営している「Coincheck NFT(β版)」をおすすめします。

取引通貨は暗号資産のみ対応ですが、Rakuten NFTに比べてNFTコンテンツも多く、従来のNFTと呼ばれるものです。そしてガス代と呼ばれる取引手数料も他のNFTマーケットプレイスに比べて安いのでおすすめです。こちらもcoincheckの口座を持っていれば簡単に始めることができますので是非、中級編として利用してみてはいかがでしょうか？