格安SIMってどれがいいの? CMで見かける格安SIMから聞いたことのない格安SIMまで主要なものだけでも30社、小さいものも入れると800社ほどあります。
これだけ多いと、どの格安SIMが1番良いのか決めるのは非常に難しいでしょう。
今回は、格安SIMの中でも総合バランスでも評判の良い『Y!mobile』の魅力、メリットデメリットやY!mobileがおすすめな人、それぞれ解説していきたいと思います。
Y!mobile(ワイモバイル)とは?
ワイモバイルはソフトバンク傘下の回線を利用したソフトバンクのサブブランドです。
データをよく利用したり、通信環境を重視する方はソフトバンク。 データや通信速度など比較的ゆるめの方はワイモバイル、さらにできるだけコストにこだわったのがLINEMOというように、ターゲット層を3社に分けて展開されています。
ですからワイモバイルは、徹底的に安値にこだわった格安SIMではなく、高品質な通信環境と低価格パフォーマンスの両方をバランスよくとっています。
まずは料金プランです。
以下はワイモバイルの料金体系の表になります。
プラン名 | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
月間データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
注意事項:
- 通話料は、通話開始から30秒ごとに22円が加算されます。
- 通話料は、国内通話に限ります。国際通話や110番、119番などの緊急通報には別途料金がかかります。
プランがデータ通信量に応じてS.M.Lの3種類が用意されています。
またワイモバイルの特徴として、使わなかったデータを翌月に繰り越せるのでデータを無駄にすることもありません。
通話料は30秒につき22円が発生しますが、月額770円で1回10分の通話が無料になるオプションと月額1,870円で時間・回数無制限でかけ放題になる2種類の通話オプションも用意されています。
回線もソフトバンクの自社回線を利用しているので、大手キャリアと同じく安定した速度で利用することができます。
もちろん5G通信にも対応しています。
Y!mobile(ワイモバイル)のメリット
- 家族割引で3GBの高速データ通信が月々990円(税込)から
- 余ったデータ容量は翌月に繰りこしOK!追加料金・申し込み不要
- 通信制限にかかっても通信速度は1Mbps(シンプルM・Lプラン)
- 5G通信を無料で利用できる
- 対応店舗が多い
家族割引きサービス
ワイモバイルには複数回線持つことで、お得な『家族割引きサービス』を受けることができます。
2回線目以降の月額基本料金が1,188円(税込)割引に。シンプルSプランなら、家族割引を利用して月990円(税込)で利用することができます。最大9回線まで家族割引に適応しているので、4人家族で申し込むと年間57,024円もお得になります。
余ったデータ容量は翌月に繰りこしOK!追加料金・申し込み不要
ワイモバイルでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができます。しかも追加料金や、面倒な申し込み手続きが一切不要で自動的にしてくれます。
このサービスは申し込み手間が省けて、データ容量が多いプランを選んでもデータが無駄になりにくいありがたいサービスですね。
通信制限にかかっても通信速度は1Mbps(シンプルM・Lプラン)
『シンプルMプラン』で1ヶ月15GB、『シンプルLプラン』で25GB利用できるデータ容量が通信制限にかかったとしても、その後は通信速度は1Mbps。
1Mbpsあれば、標準画質の動画であれば問題なく視聴できるでしょう。
以下は、1Mbpsでできることとできないことを表にまとめたものです。
- line Facebook InstagramなどのSNSツール
- youtube(高画質は△)
- メッセージ:1Mbpsでも問題なく使えます。
- 通話:音声通話は問題なく、ビデオ通話は画質によっては使えますが、高画質は不可となります。
- テザリング:1Mbpsの回線を共有しても問題なく使えます。
- オンラインゲーム:オンラインゲームは種類によって差がありますが、一般的なものでは不可となります。
- データダウンロード:50MB程度まで可能です。
- WEBページ:基本的に問題なく使えますが、一部のサイトではスクロールが遅くなる場合があります。
5G通信を無料で利用できる
5G対応端末を利用すると自動的に5G通信を利用できます。格安スマホは通信速度に不安を感じる方が多いようですが、ワイモバイルではその心配はいりません。
実際にわたしもワイモバイルを利用していますが、通信速度でストレスを感じることは全くありません。場所によっては大手キャリアと同レベルの通信速度で利用することができます。
意外とこの通信速度の良さがワイモバイルの格安スマホの中でも人気の高さの理由かもしれませんね。
対応できる店舗が多い
格安SIMの中には、店舗を構えずにオンラインのみの受付しかしていない会社が多いです。申し込みはまだしも、サポートという面では困る場面がでてきます。
その点ワイモバイルは大手キャリア並みの店舗数がありますので、契約・乗り換えなどの手続きを近くの店舗でスムーズに行うことができます。
Y!mobile(ワイモバイル)のデメリット
- 最新の機種がない、購入できる機種が少ない
- 格安SIMの中ではすこし値段が高い
- 音声料金が高い
最新の機種がない、購入できる機種が少ない
ワイモバイルではiPhoneやandroidなどの最新機種を購入することができません。また大手キャリアと比較すると端末機種も限られてきます。
しかし、最新の機種にこだわらないのであれば、そこまで問題ありません。
実際は、ひとつ前の機種なら購入することができるので気にならない方は安心して使えるでしょう。
逆にソフトバンク認定中古品があり、お得にiPhoneを購入することができるので最新のiPhoneにこだわりがないなら十分お買い得だと思います。
格安SIMの中ではすこし値段が高い
ワイモバイルは格安SIMの中で比較すると、月額料金は高いかもしれません。
しかしこれも通信速度や通話のスムーズさなど、利用することでの大手キャリア並みのストレスの無さを考えるとコスパ的には十分満足できるレベルです。
また家族割り(2台目以降990円~)やその他のサービスを併用するとトータルでは、他の格安SIMとそこまで変わらない可能性もあります。
値段が安くても、通信速度が遅かったり通話が切れるストレスがあるとそもそもスマホの利便性がなくなり、逆にもったいないですからね。
とはいえ値段だけを追求するなら、別の格安SIMを検討することも手段の一つでしょう。
音声料金が高い
ワイモバイルには専用の通話アプリがなく、通常の音声通話料金が適応されています。そのため専用の通話アプリを利用することで、音声通話料金が安くなるということがありません。
そのためワイモバイルでは
- 月額770円(税込)で10分以内の国内通話かけ放題
- 月額1,870円(税込)で国内通話が無制限かけ放題
のオプションが用意されているので音声通話を多く利用される方は必要に応じてオプション契約するのをおすすします。
Y!mobile(ワイモバイル)をおすすめしたい人
ワイモバイルのメリットもデメリットも説明したことなので、
実際に『こんな人は、ワイモバイルを利用すると良いでしょう。』という人を説明していきましょう。
- 複数の回線を持つ人、または家族で申し込む人
- 契約やサポートを対面で希望する人
- 通信速度、通話環境にストレスを感じる人
- 大手キャリアを利用している人
複数の回線を持つ人、または家族で申し込む人
仕事で複数の回線を持つことや、家族で申し込む複数の回線を申し込む場合はワイモバイルの家族割りサービスを利用することで、2台目以降が1,188円引きなので最大990円で2台目を契約することができます。1,000円以下でこの通信速度と通話環境なら、格安SIMの中ではトップクラスのクオリティでしょう。
割引適用後のシンプルS/M/Lの月額料金は下記の通りです。
シンプルS | 990円 |
---|---|
シンプルM | 2,090円 |
シンプルL | 2,970円 |
実際にわたしも2台目は、シンプルSプラン(月額990円)を利用していますがWi-Fi環境さえ整っていれば充分に満足して使っています。
契約やサポートを対面で希望する人
格安スマホの中ではめずらしく全国に約4,000店舗を構えていますので、大手キャリアと同じように対面にて申し込みやサポート窓口への相談もできます。
格安スマホの多くはオンライン対応がほとんどの中、対面でサポートしてくれるので家族割りで、自身の両親などを加入させておくと、スマホ操作が苦手な高齢者などにとっては安心感のありますね。
通信速度、通話環境にストレスを感じる人
ワイモバイルはソフトバンク回線を利用しているので、基本的に全国どこでも通信環境は整っています。格安スマホの中には、値段が安い代わりに通信環境がひどいものも多くあります。
実際にワイモバイルを利用しているのですが、出勤の時、お昼の時間帯の混雑時にもそこまで遅いと感じることはありません。以前の大手キャリアの時と比べても違和感がありません。
格安スマホに変えたいけど、通信環境が不安の方はぜひワイモバイルの利用検討することおすすめします。
大手キャリアを利用している人
大手キャリア(docomo、au、ソフトバンク)を利用している方は、先ずはワイモバイルに乗り換えをおすすめします。
大手キャリアの比べてもほぼ変わらない通信環境と通話、契約や困ったときのサポート体制や店舗が多いので対面での相談も可能。
なのに料金は大手キャリアの約半分ほど。わたしも以前、大手キャリアを利用していた時は毎月10,000円~12,000円ほどだったのが、ワイモバイルの乗り換えてからは、毎月5,000円(通話放題も入れているので)ほどでおさまっています。
そして家族割りを利用して、家族全員が990円ですから、4人家族全員で毎月10,000円以下で利用することがきます。
最後に
Y!mobile(ワイモバイル)について解説してきましたが、最後にワイモバイルで開催されているお得な新規客や乗り換えキャンペーンをご紹介しておきましょう。
オンラインストア限定でタイムセールがはじまり、Android Libero 5ⅢやiPhone 11 (128GB)が格安で購入できます。
端末割引のみで乗り換えることは条件とされていないので、端末のみ買い替えたい方におすすめです
iPhone12/iPhone SE(第2世代)などの製品が中古価格で購入することができます。
ワイモバイルでは、PayPayと連携しているためPayPayポイントがもらえるキャンペーンも多いです。
ワイモバイルの利用料金もPayPayで支払えますので、PayPayを利用されている方にとってはとてもお得なキャンペーンです。
どうせなら、このようなキャンペーンを利用するほうがより一層、お得なので是非このタイミングで検討してみてはいかがでしょうか。
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