資産運用を失敗する人の特徴3選 NISA、iDeCoより大事なこと
今回は新NISA制度が始まるまであと半年ということで、資産運用にまつわる記事を書いていきたいと思います。
今回はズバリ『資産運用を失敗する人の特徴3選 NISA、iDeCoより大事なこと』です。
現代社会では多くの人が今や資産運用に興味を持ち、始める人もいれば既にやっている人もいます。しかし、資産運用で失敗する人には共通の特徴があります。この記事では、資産運用で失敗する人の特徴3つを紹介します。
これらの特徴を理解しておかないと、資産運用の成果は大きく変わってしまいます。ですから、資産運用について知りたい人ややっている人はもちろん、全ての人にとって参考になる内容です。ぜひ最後まで読んでみてください。
「現状を変えなくてもいい」と思っている人
最初に一つ目のポイントは、「現状を変えなくてもいい」と思っている人は、なかなか成果が出せないということです。このような人は、どんなに良い投資信託商品を購入して、どんなに優れた本を読んで勉強して、どんな動画を見て学んでも、どんなコンサルティングを受けても、結局は成果を出すことができません。
例えば、また、子供を学習塾に連れて行くことはできますが、成績が良くなるかどうかは子供次第です。同様に、部下を研修に参加させることはできますが、会社の成績を上げることができるかどうかは社員次第です。これは自分自身にとっても同じことが言えるのです。
つまり、お金を増やしたり、現状を変えたいと思っていない人は、どんなに優れた手法を取ろうとしても、基本的には状況が変わることはありません。ですから、もし自分が現状を変えたいと思っているならば、まずはそれを認めることが大切です。
さらに自分が現状を変えたいと思っているかどうかを自己分析することが必要です。もし現状に不満がなく、変える必要性を感じていないのであれば、時間やお金を使っても成果を出すことは難しいでしょう。
しかしながら、もし現状を変えたいと思っているならば、まずはその思いをしっかりと持ち続けることが大切です。その上で、自分にとって必要な情報や知識を積極的に学び、行動を起こすことが必要です。その行動の結果が資産運用につながっていくわけです。
自分自身がどのような状況にあるのかを正確に把握し、自分に合った方法で現状を変えることが重要です。自己啓発書やビジネス書、コンサルティングなど、様々な手段がありますが、それらをうまく活用し、自分自身が目指す方向へと進むことができるようにしましょう。
「自分で決めることができない」という人
次のポイントは「自分で決めることができない」という人が失敗する理由は、いくつかの要因があると思われます。例えば、知識不足で判断できない場合もあれば、経験や知識があるにもかかわらず、優柔不断な性格で判断できない場合もあります。
なぜ、自分で決めることができない人が失敗するのかというと、彼らは変化に対応できなくなります。人生には、今まで経験したことのない状況が必ず訪れます。例えば、結婚や子育て、定年退職などのライフステージの変化です。
これらの変化には、必ずと言っていいほどお金に関する問題が必ずつきまといます。自分で決めることができない人は、こうした状況に遭遇したときに、適切な決断を下すことができません。これは、優柔不断な性格が原因である場合もありますが、ほとんどが思考の習慣が問題である場合もあります。
決めることに対するストレスから逃げてきた結果が優柔不断につながることが多いのです。しかし、これは習慣の問題であり、生まれつきの性格ではありません。
自分で決めることができない人は、一生悩み続けることになるかもしれません。そこで、自分で考え、決断することを身につけることが重要です。自分で決めることができるようになるためには、以下のことが必要です。
1.知識の習得
決断を下すためには、適切な知識が必要です。自分の不足している知識を習得するために、書籍やセミナーなどの教育機会を活用しましょう。今の時代ネットを調べれば多くの情報を簡単に手に入れることができます。
2.考えることから逃げない
決めることに対するストレスから逃げず、適切な時間をかけて冷静に判断することが大切です。決断を先送りにすることがないようにしましょう。最初は時間がかかるかもしれませんが、これも回数や経験を積むことで思考スピードも速くなりストレスを感じることがなくなっていきます。
3.自分で決めることの練習
小さなことから、自分で決めることの練習をしてみましょう。例えば、今日の晩御飯は何を食べるか?のようなことから自分で決める。意外と誰かに流されていることも自分自身で自問自答することで決断という行動が通常化していくでしょう。
明確な目標(ビジョン)がない人
3つ目のポイントは資産運用には目的が必要です。目標がなければ、自分が何をすべきかわかりません。例えば、年金や子供の教育費のための資金を貯めることが目的であれば、そのための投資方法が異なってきます。また、どのくらいの期間で達成したいか、どの程度のリスクをとることができるかなども考慮する必要があります。
資産運用の目的が決まっていない場合、資産運用に関する決断が難しくなるだけでなく、投資リスクが高くなる可能性があります。目的がないまま、適当に投資を行うことは、自分の資産を危険にさらすことにつながります。
具体的には、目的が決まっていないと、例えば、iDeCoとNISAのどちらがより適切か、一括投資と積立投資のどちらがより適切か、といった問題に対して正しい答えが見つけにくくなります。
それぞれの投資方法には、特定の目的に向けたメリットやデメリットがあります。しかし、目的が決まっていないと、それらのメリットやデメリットを判断することができません。
そのため資産運用を始める前に、自分が何を達成したいかを明確にすることが重要です。目的が決まっていれば、どのような投資方法が自分に合っているかを選ぶことができます。また、目標に向かって進捗を管理し、計画を修正することができます。
資産運用において、目的を持つことは非常に重要です。自分が何を達成したいかを明確にし、その目標に向かって投資を行うことが、長期的な資産形成につながるのです。
世の中には目標を達成する手段、手法は多くあります。NISAよりiDeCoもあくまで手法の一つにすぎません。
まとめ
資産運用を失敗する人の特徴をまとめると
- 「現状を変えなくてもいい」と思っている人
- 「自分で決めることができない」という人
- 明確な目標(ビジョン)がない人
もちろん他にも努力しない人とか、すぐにあきらめる人とか細かいことを言い出したら数え切れませんが、上記の3点が当てはまる人は要注意です。
逆に資産運用を成功する人というのは、この真逆をイメージするといいでしょう。
- 「現状を変えたくて」と強い信念をもっている人
- 他責化じゃなく自責化できて自ら道を切り開ける人
- 自身がどうなりたいか?何をやりたいかの明確な目標(ビジョン)がない人
実際に、わたしが知る成功者、企業の社長さんたちはこれが全て当てはまっていると思います。
他人に言われるまま流されて人生を成功した人は、一人もいません。
2024年から始まる新NISAに向けてこれからの将来に向けての資産運用をどうしようと考えている方はこういった思考を大事にすることで、安全な資産運用を行うことができるはずです。
もしかしたらChat GPTが資産運用の額や投資先もすべて決めてくれる時代がもうそこまで来ているかもしれません。
そんな中でも『自分の目標を持って考え決める』という思考を大切にしてください。
資産運用、新NISAに向けておすすめ証券口座
思考の話ばかりでは、申し訳ないのでわたくしの新NISAに向けてのおすすめ証券口座をご紹介しておきます。
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「NISAで成功するために必要な、適切な積立金額の決め方とは?」
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